2025/06/26
プレスリリース
当拠点構成機関が「創薬クラスターキャンパス整備事業」に採択されました。
2025年6月26日(木)、当拠点構成機関の地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)及び公益財団法人実中研(CIEM)が厚生労働省の「創薬クラスターキャンパス整備事業」に無事採択されましたこと、ご報告いたします。
「創薬クラスターキャンパス整備事業」とは?*
新規モダリティの台頭や国際競争の激化等によって創薬を取り巻く環境が変化している中、我が国においては、ドラッグ・ラグやドラッグ・ロスといった課題が顕在化している状況にあります。こうした状況の背景の一つとして、日本の創薬力の低下が指摘されています。
スタートアップやアカデミア(以下「スタートアップ等」という。)が革新的新薬創出の担い手となっている現状の創薬環境を踏まえると、スタートアップ等を育て、実用化へと導くことが、創薬力を強化し、ひいては国民の皆様に新薬を届けることにつながります。実用化に向けた取組の中で重要なポイントは、スタートアップ等と各種経営資源(ヒト・モノ・カネ)を有する製薬企業、金融機関及び VC 並びに規制や振興方策を講じている政府及び自治体等といった国内外の関係者を有機的につなぐエコシステムを構築することです。
こうした観点から、厚生労働省においては、令和6年度補正予算において、令和6年度「創薬クラスターキャンパス整備事業」(以下「本事業」という。)を創出し、日本に存在している創薬クラスターの取組を支援し、創薬エコシステムの構築を促進することといたしました。
(*:厚生労働省「創薬クラスターキャンパス整備事業に係る実施事業者の公募について」の公募要領より)
詳細につきましては、KISTECのホームページよりご覧ください。